どこから借りる?融資先を賢く選ぶのが起業成功の第一歩

借金への不安をなるべく少なくしたいなら制度融資を

圧倒的な低利率で不安の無い経営

制度融資は、各地方自治体と信用保証協会そして金融機関の三つが一体となって地元で起業しようとする人を資金の面から支えてくれます。

制度融資の利点は、何といっても金利の低さにあります。年利1パーセント前後という他に類を見ない良心的な利率設定で、事業者の負担がかなり軽減されます。また、制度融資には一定期間は金利のみの支払いができる返済据置期間というものが設定されていますので、経営がかんばしくない状態になったときでも債務のプレッシャーが最小限で済みます。

融資という名称ではありますが結局は借金ですので、金利の圧力は小さければ小さいほど気持ちが楽になります。低金利の制度融資を利用すれば、のびのびと経営に集中できます。

創業資金の半分が自己負担に

驚くほどの低金利で融資を受けられるという面では理想的な制度融資も、いざ利用するまでにそれなりの準備が必要となります。

制度融資を受ける場合には、総資本のうち約50パーセントの自己資金を求められます。これは他の金融機関と比較するとかなり大きな割合で、前もってある程度のお金を用意しておかないと借りられません。満期になった貯金や退職金を元手にビジネスを始めるなど、かなり将来設計が明確であることが事前に求められます。

いきあたりばったりで起業する人はいないものの、あらかじめまとまった創業資金を自力で確保するのは大変です。制度融資の利用を考えているならば、自己資金をどうするかについて早い時期から検討して対策を立てておきましょう。